「慈」のこころ ~何故私はいつも同じパターンに陥るのか?(4)
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「なぜ私はいつも同じパターンに陥るのか」シリーズ。
前回で最終回になる予定でしたが、何か収まりが悪い気がして、1回追加することにしました。
理屈だけではどうにもならない
(1)~(3)まで、あーでもない、こーでもないと、「困った人」が何故「困った人」なのか、なぜそれに私が反応してしまうのか、色々考えてきました。
しかしこのこと自体、第3者から見ると、「言い訳探し」にしか映らない様です。
(こういう事は普通の人は言ってくれませんから、もちろんコーチがフィードバックしてくれます)
前回の最後に書いた3step (気づく→向き合う→取り組む)の通り、まずは自分の思考・行動パターンに気づくことは大事ですが、そこからついつい、いつもの正当化の方に向かってしまいがち。
見方を変える
そんな時に、よく心理学では「エンプティチェア」の手法をやりますね。
一人二役を演じて、
「相手の立場だったら、あなたになんて言う?」
というやつ。
まあまあ自分が無理を言っているとか、厳しすぎるとかいう認識はできるんですが、なかなか自分の中にしみついた正当化の自動反応は抑えきれない。
Three good things (TGT)
そこで先日来やっている、「3つの良いことを見つける」ワーク。
(過去の記事はこちら)
これは認知行動療法的な効果があるのか、これを始めてから大分、ネガティブなことよりも、ポジティブなことに視点が向くようになってきました。
かなりいい線いくようになった感じはするんですが、何かまだザワザワ感が残る感じがする。
行きつくところはコンパッション
そんな中、先日とても魅力的なセラピストの方に出会いました。
何というんでしょうか、「相手のすべてを受け入れている」オーラが全開の人。
その人全体からとても温かい気持ちが溢れ出ていて、こちらまで同じ温かい気持ちになれる人。
あれ?
この感覚って?
そう、あれですよ、あれ。
コンパッション(思いやり)のワークで、「コンパッションに満ち溢れた人を思い浮かべて、コンパッションに満ち溢れた感覚を体感してみて」と言われたやつ。
その時は具体的な人物が全然思い浮かばなかったのが、この人に会った途端、「ああ、こういう人を思い浮かべるということだったんだ」と理解できました。
私の育った環境に、そういうコンパッションに満ち溢れたモデルが如何に少なかったかというのを物語っているようですが、ようやく見つけました。
こういう温かい感覚を常に自分の中に持っていれば、嫌な事がそもそも目に付かない、目に入っても気にならない、そしてそれに反応しようとも思わない。
そんな感じがしました。
これは「反応しない練習」に書いてあった言葉に言い換えると、「慈」の心を持つ、ということでしょうか。
やはり、ここを鍛えるのが根本的解決になりそうです。
(早くコンパッションのセミナーの動画、見返さなくては…汗💧)
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【あとがき】
セラピストの先生のプロフィール写真、早速自分の携帯の待ち受け画面に登録しました。なんだかそれを見るだけで、温かい気持ちに包まれそうな気がしたので。コンパッションが身に付くまでは、このお写真にお世話になろうと思います。
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