Three good things(TGT)
ようこそhamachansenseiのblogへ。
突然ですが、回復志向®のためnegative思考には自信のある(定評のある)hamachansenseiです。
今日はpositive thinkingになるために最近始めたことについて書いてみたいと思います。
一体また何を始めたかというと、例の安海コーチの朝の自主練で仕入れてきたエクササイズ、今日起きた良いことを3つ挙げるという、簡単な日記のようなものです。
名付けて
Three Good Things (TGT) エクササイズ
名付けて、とは言っても私が命名したのではなく、ペンシルバニア大学のSeligman (セリグマン)という教授が、2005年に論文を発表しておられました。
それもちゃんと効果をランダム化比較試験(RCT:Randomized Controlled Trial)によって検証してありました。
文献:Seligman, M.E.P., Steen, T.A., Park, N., & Peterson, C. (2005). Positive psychology progress: Empirical validation of interventions. American Psychologist, 60,410-421.
それによれば、1週間毎日このエクササイズを行った群では統制群と比べて、幸福度が
増進するだけでなく抑うつ度が低下し、しかもその効果が半年後も持続したとのこと!
これはやってみなくっちゃ!
でも、以前似たような宿題がマインドフルネスの講座で出たけど、結局忘れていていやらなかったな~。どうしたら出来るかな~。
そこで見つけたのが、「Gratitude Garden」というアプリ。
play.google.com
↓ トップページはこんな感じ
↓ この3つの欄に良かったことを書きます。
↓ 書くと、この枯れ木や岩がごつごつしている絵の中に植物や動物のアイテムがひとつづつ増えていき、多分将来的には楽園のようになると思われる報酬付き。
↓ なおかつ、1日1枚カードを引いて、ありがたいお言葉をいただける。
(但し、Sorry, English only 状態なので、正確な意味は理解できないこともある)
これを書いている時点で、今3日目に突入しています。
3つだけ書けば良いし、画像はきれいだし、報酬付きなので、今のところ3日坊主にはならずに済みそうです。
そしてこれが続けられて、かつ長期的効果も得られれば、脱negative思考も夢ではないかも!
アンガーマネジメントでイライラしたことの日記を書くのとは真逆の行為ですが、腹立ちをわざわざ思い出してこねくり回すよりは、認知行動療法的に良いかもしれません。
アプリはこのほかにも色々ありましたので、ご興味のある方はどうぞ探してみてください。
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【あとがき】
これを書くためにTGTを調べていて、関沢 洋一、吉武 尚美さんの共著の文献(2013年)を見つけました。
読んでみると、このSeligmanのエクササイズの追試では有効性は再現されていないというショッキングな記載が…。
まあ心理というあいまいで数値化しにくいものを扱っていて、バイアスも入りまくりという領域では致し方ないかも。
そもそもpositiveになりたい!という意欲があること自体が大事みたいなことが書かれているので、信じる者は救われるというか、騙されたと思ってプラセボ効果を期待しても良いかもしれません(;^ω^)
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