仕事を任せる ～調和性®としたことが！～

ようこそhamachansenseiのblogへ。

先日の「仕事を任せる　～境界編～」には多数のアクセスと共感の声を有難うございました。

きっと皆さんの職場でも”あるある”なんだろうなと思いつつ、アクセス解析のアクセス数の伸びていく様を眺めておりました。

さて、先週末もHCJのセルフマネジメント講座にアシスタントで参加しました。

health-coach.jp

この講座では先日の境界とともに、アサーティブコミュニケーション　*1　についても扱っています。

受講者の方の「言いたいけれど、言いにくいこと」について、アサーティブに言うためのワークをサポートしながら、わが身を振り返り、「あ…」と気づいたことがありました。

私のtop5で唯一の人間関係構築力資質である「調和性®」。

いやいや、top10の中でも唯一の人間関係構築力資質である「調和性®」

普段、「調和性®でもって、事前に”根回し”してから事を進めるのだ！」というのが、人間関係構築力の少ない私のささやかな自慢だったにもかかわらず、完全にしくじってしまったことがあったことに気づいたのです。

「業務の方針は、オーナーである私が決める！」
「いざこざを回避するため、私がスタッフの役割を決める！」
「トップダウンでバシッと言った方が、スタッフも ” 頼みにくいこと "  " 断りにくいこと " を言わずに済むから良いでしょ？」

と、業務をシュッと遂行させるために、昨年は指令性®がビシバシ仕切ってました。


具体的に何をしたか、一例を挙げると、
「Aさんに依頼していた育成係を、事前の相談なく突然別の人に変更した」

Aさんはとても優秀で、かつ良い子で、人間関係のトラブルの一切ない子です。
皆がついついAさんに頼ってしまうので、やることが多くて大変だろうと思い、一番負担になりそうな育成係を変更しました。多分喜んでくれると思って…。


しかし、実際そのことを伝えた時のAさんの表情は

(´ﾟдﾟ｀)！？

でした。
それを見た私も

(´ﾟдﾟ｀)？？

そこは腐っても調和性®、違和感だけはバッチリ感知。

「ありがとう」と言われると思ってたのに、なぜにその表情？

そしてかなーり時間が経った後（半年以上経って　^^;）、気づきました。

突然の指示に「困惑」してたんですね。

どうやらその子にとって、育成係は全く苦ではなかった様子。
私が成長促進®が最下位で、「毎度毎度、自分ばかり育成係をさせられると苦痛だ！」と思うタチなので、他の人も皆そう思うに違いない！と勝手に思っていたのでした。

そして事前の打診も何もなく決めたので、Aさんはきっと、「自分に何か落ち度があって変更されたのではないか？」そう思って、悲しんでいたかもしれません。

全く申し訳ないことをしました。

コーチである・ないにかかわらず、常に人とアサーティブにかかわることは、人間関係をスムーズにするために大事なことです。
特に言いにくい相手、言いにくい内容の時にその効果を発揮します。

ですが、今回のことは、それ以前のこと。
特に言いにくい訳でもなく、単にコミュニケーションをとることをサボってしまったことから起きたことでした。

 今年は一周まわった ” new 指令性® ” で行こうと思った矢先の気付き。
凡ミスに気付けて良かった。
次回から気を付けよう。

＜　覚書　＞
・　人は自分とはものの感じ方・思考パターンが違うことを再認識
・　スムーズな業務の遂行に必要なのは、こまめなコミュニケーション。
・　コミュニケーションは時間より頻度が命！
・　自分と違うタイプには、相手に合わせた関わりを！

→　タイプ別の関わり方については、また近い内に…

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【関連リンク】
hamachansenseiとは：https://hamamoto-coach-service.jimdofree.com/
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*1:アサーティブコミュニケーションとは、相手の権利を侵害することなく、自分はどうしたいのか、何が必要なのか、そしてどう感じているのかを、相手に対して誠実に、率直に、対等に、自信をもって伝えることにできるコミュニケーションの考え方と方法論。