正しさのために戦う ~何故私はいつも同じパターンに陥るのか?(3)
ようこそhamachansenseiのblogへ。
今回は前回の続き。
負のサイクルに陥っていく過程を(私以外の誰の役に立つのか分かりませんが)解明していく時間。内省®は低いですが、分析思考®が「なぜ?」を考えてます。
ダメなところ探しの目的
さて、以前「相手に対する期待」→「期待が裏切られる」→「嫌になる」=「困った人認定」→「ダメなところ探し」というサイクルがあるというのを書きました。
その「ダメなところ探し」は何のためにしているのか?
恐らくその人と「競争」していると思われます。
「競争」って何のこと???と思われるでしょう。
以前コーチ養成講座で紹介された本「反応しない練習」に書いてありました。
自分の方が正しい
「自分の言っていることは正しい」「間違ってない」
それを相手に認めさせる、周囲に認めさせる「競争」です。
相手に勝って、プライドを守ったり、承認欲求を満たすことが最終目標。
これって、やっている内にだんだん視野狭窄を起こしてきます。
その内「勝つ」ことに執着し始めると、自分は本来何がしたかったのか?というところから大分ずれて行きます。
なおかつ「完全勝利」なんてものは大抵の場合は存在しないので、終わりなき競争のループに入ってしまう。(と著書に書いてありました)
危険なのは、「競争」していることに本人が気付きにくい、という事です。
競争は無意識の内にやっている
以前講座で上司・部下トラブルの話になった時、この「勝ち負け」の話を聞きましたが、正直その時は何のことか分かりませんでした。
なぜなら、同レベルの人と競うのは理解できるけれども、
力関係が上の人と戦おうとするのもおかしいし、
力関係が下の人と戦おうとするのもおかしいと思っていたから。
だから、自分が力関係が上の人や下の人と競争していても、意識には上って来ないので、気づかずにやってイライラしている。
捨の心
さて、ここから自問自答タイムです。
この問題、いったいどうしたら良いのか?
王道は、3step
まずは気づく → 向き合う → 取り組む
取り組むって、いったい何をどうやって?
さっきの「反応しない練習」に戻ると、タイトル通り「反応しない」。
すなわち、「手放す(捨の心)」。
他にも「慈」「悲」「喜」の心を持つ、などなど書いてありますが(慈はコンパッションを持つ、みたいなものでしょうか)、私に一番ヒットして、なおかつ最も実行できそうな可能性のあるのが「捨」でした。
あ、そういえばこれ、先日の勉強会でSelfishのStep8にも似たようなことが出てました。
「悪いと分かっていることをやめる」
誤った行動や悪い習慣はやめた方が自分で自分の魅力を下げずに済む。
言うは易し、行うは難しですが、ひとまず出来ることからやってみます。
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【あとがき】
コーチングでは「常に肯定形で話す」を徹底されるので、Selfishで「やめる」という表現が出てきたときには正直驚きました。
ネガティブなイメージのある言葉を使ってもいいのか???と。
しかしこのダイレクトな言葉が私には一番響きました。
「やめる」だけは例外として置いておこう。
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