hamachansenseiのブログ

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怒りネタのコーチング

ご訪問有難うございます。
福の町で1人ストレングスをつぶやくhamachansenseiです。

さて、責任感®の件では沢山の責任感®をお持ちの方々に共感していただき、有難うございました。
あれから「集客失敗講座で受講生からキャンセル料徴収」ネタで2回ほどセッション練習を受ける機会がありましたが、結果、一酸化炭素濃度が更に上がってしまった感じになってしまいました。これはやはり責任感®上位の方々でないと、分かり合えない部分が大きいのだろうなと思ってます。

 
今回はこの案件について、「喧嘩にならずに解決するにはどうするか?」をgoalにしてコーチングをする時のコツ、というのをコアコンピテンシーに照らし合わせて、クライアントの立場から考えてみました。

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 コアコンピテンシーとは、国際コーチ連盟が定める核となる能力水準。プロコーチが用いているスキルやアプローチについて、より理解を深めるために系統的に解説されたものです。
内容は大きくA~Dの4分野に分かれており、そのうち
Bはクライアントとの関係性を築くための内容
Dはクライアントの学びと結果を促進させるための内容です。
その中で、今回のセッションのヒントになりそうなものをピックアップしてみました。
(翻訳なので、言い回しはやや違和感があります)

B4-7強い感情を取り扱う際にも(中略)クライアントの感情に圧倒されたり絡めとられたりしない」

← 圧倒されてしまって傾聴、共感だけになると、クライアントは話している内にその時のことを思い出して、更にヒートアップしてしまう。終始ニュートラな姿勢でいる!

B3-4「クライアントの物の見方、学び方、個人としての在り方への敬意を表している」
B3-5「クライアントの新しい振る舞いや行動(中略)、クライアントを支え、継続的なサポートを提供している」

←「そうか、今までとは違うやり方で、より良い方法で解決しようと考えてるんだねー」みたいな、相手を尊重承認し、ポジティブな表現へ言い換えることによって、コーチとの安心安全な関係が担保できるとともに、話を不平不満のループから明るい未来へと方向転換することができ(そうな気がす)る。


D8-6「クライアントが本人とその振る舞いに影響を与えている個々の要因(思考、感情、身体、背景)とその関係性を発見する助けをする」

← 2回のセッション後に考えているうちに、なかなか腹の虫が収まらない原因は、「私が『これは問題だ!』と感じていることに対して、開催側がおざなりな対応しかしない(ように私には思える)」ことかなと思い至りました。
これは責任感®が大事にしていることを理解してもらえず、慎重さ®が「同じ事故が繰り返されるのではないか?」と不安がっていることに加えて、自我®が「ないがしろにされた」感を感じているのかもしれないと自己分析しました。
これがセッション中に引き出されたら良かったなー。

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コーチングは基本「ポジティブ」に「未来に向けて」会話を進めるスキル。
負のループに入っている時に、いつまでも過去のことばかり話して一緒に泥沼に嵌っていくのではなく、そこから引き上げたり、視点を変えるきっかけを作るのがコーチの役目。

そして、コーチングは単なる問題解決、目標達成のスキルではない
それを知った「目から鱗の話」はまた後日…。

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