「私は正しい」の正体(2)~承認欲求と自己肯定感の低さ~
ようこそ、hamachansenseiのBlogへ。
今回はコミュニティ・クラッシャーの続きから。
コミュニティ・クラッシャーとは、自分が所属しているコミュニティのメンバー同士の信頼関係を破壊し、仲を悪くさせ、機能が停止してしまう事態を引き起こす人のことで、こういう人には以下のような傾向があるという説があります。
(コミュニティ・クラッシャーの見つけ方と付き合い方│TeamHackers〜自分らしい働き方、実現メディアより一部改変)
「承認欲求が人一倍強い」
「他人に対して攻撃的・批判的」
「他責が強い」
「自分の正しさのために戦う」
おいおい、私のことですか?と思うくらいの特徴が並んでいますが、これを見ると、「正しさのために戦う」人の根本原因が見えてきます。
すなわち、
「承認欲求が人一倍強い」
これがそもそもの発端なんでしょうね。
承認欲求が強いからから、自分の考えが他人に受け入れられないことは、自分の自尊心が傷つけられたと感じてしまい、感情的に反応する。
そうか、そうか。分かる、分かる。
そして、この記事を書いている時に、たまたま行き当った「ししもと」さんのblogにもヒントがありました。
ちなみに、このししもとさんの凄いところは、心理系・哲学系の本を640冊以上読んだ!ということ!(2018年時点)
ししもとさんのblogはこちら ↓↓↓
www.shishimoto-yuima.work
そのししもとさんの場合は、自身が正しさを主張する理由は、「正しさを証明したい」という本来の目的よりも「自分が有用な人間であることを証明せねばならない」ためだったそうです。
有用な人間… あっ、
それって自我®ですよね。
強すぎる自我®、弱み使いの自我®だとこうなってしまうんでしょうね。
更に、blogの中にこんな引用もありました。
猜疑心の強い親に育てられた人は、大人になっても他人は自分を常に疑っていると感じてしまう。そこで、絶えず他人に向かって自分の正しさを証明しようとする強迫を感じる。他人は自分を信じているのだから、何も言う必要がないのに、必死で弁解する。
なんと、ここでも親の影響が出てしまう!
愛着障害、恐らく不安型、恐るべし。
さて、ここで安藤代表の著書に戻ると、
正しさの主張が過ぎる人は「普段自分の居場所がない、自分は受け入れられてない」と感じている。
過度に主張する人は 孤独 な人が多い。しかし、いくら主張しても満足することはなく、孤独は埋められない。
自分で自分を受け入れられてないことが根本原因にある。」
まさに「困った人は、困っている人」。
最後は自己受容、自分で自分にOKを出す。
セルフラブが大事なんやね。
まとめ:「正しさ」を主張する理由には①人との競争、②余裕のなさ、③過度の承認欲求、④自尊心の低さ、などがある様です。
これらがクリアできて初めて、自分と違う意見や人、すなわち「多様性」ってのを受け入れられるんでしょうね。
------------------
【あとがき】
上に上げたコミュニティ・クラッシャーの特徴が自分にも当てはまり過ぎて怖いですが、承認欲求の強さと自己肯定感の低さは否定しないも、「私は嘘はつかない」という点で、真のクラッシャーとは一線を画すると思ってます。
なにせ正直者で通っておりますから、うっかり歯に衣を着せずに物を言ってしまって場の空気を凍らせることはあっても、決して故意に人を仲違いさせるために話を作ったりはしません。
その辺は近しい人は良くご存知なので、有難いことです。
【お知らせ】
1.親子コーチングモニター募集
親が子にどのように関わるかということの重要性をひしひしと感じるこの頃。
親子コーチの認定に際して、モニターになって下さる方を募集します。
ご予約は以下のページより。お申込みお待ちしております。
(モニター枠は残4名)
ご予約ページはここをクリック
2.ヘルスコーチジャパンの2021年講座のお知らせ
昨年のZOOM講座に引き続き、今年もZOOM開催!
遠方の方必見です。
【関連リンク】
hamachansenseiとは:https://hamamoto-coach-service.jimdofree.com/
hamachansenseiと話をする:
https://www.reservestock.jp/page/reserve_form_month/28356