hamachansenseiのブログ

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コンパッション(思いやり)というもの(1)

ようこそhamachansenseiのblogへ。

なかなかコロナ禍が遷延している今日この頃ですが、皆さまお元気にされていますか?

誰がウイルスを持っているか分からないという状況だと疑心暗鬼になってしまったり、自粛が求められているのにふらふら外出して人に会っている人を見ると怒りを感じたりと、人間関係もギスギスしがちで、「なんだかなー」という気分です。

共感性®が低く、あまり人に影響されない、しかもインドア派の私でもそうなので、そろそろメンタル的に参ってくる人が続出してくるのでは?と心配しています。

その共感性®について、先日少し触れた「コンパッション」と絡めて今日は書いてみたいと思います。

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「コンパッション」の日本語訳は「思いやり」。
この「思いやり」をどのくらい感じ取れて、行動に移せるかというのを、

①自分に対して
②他者に対して
③他者から自分に対して

の3方向から調べるテストを、先日講座でやりました。

結果はいうと…

さすが共感性®23位の私!
感じ取る部分ではいずれも平均以下でした(^^;)

しかし、さすが回復志向®7位
感度は低いものの、自分や他者が「悩み・苦しんでいる」時に、それを取り除こうとする行動は平均より上でした。

普通「感じ取る」点数と「行動に移す」点数は相関するらしいので、私の場合少しちぐはぐではありますが、ストレングス同様、低いところよりも高い方を伸ばすというのが良いそうです。

しかし何故に感じ取る点数が低いのかというと、
発達心理学的には、親からコンパッションを向けられて初めて、自分にも他者にもコンパッションを向けることができる ”

すなわち、親と十分「愛着*1」が形成された経験がないと、自分にも他者にもコンパッションを使うことができないのだと。

...そこか...

親が子供を自分の身代わりとして、コントロールしながら育てる
親の意向に沿う行動をしたときだけ褒める(条件付きの承認)
などなど、いびつな親子関係の元に育つと、自他ともにコンパッションを向けにくい。

そしてコンパッションが低いままだと色々生きづらい。

ではどうすれば?

(次回につづく)

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【あとがき】

その後も毎夜毎夜、オンラインセミナーに参加しまくりで大忙しのhamachansenseiです。
なのでなかなかblogが書けない。
そして寝不足で昼間は凡ミスが出まくり。
一旦興味を持ってやり始めると、過集中してしまう目標志向®の性。
本業と趣味が本末転倒や…。

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*1:愛着(英語でAttachment)は心理学の用語。乳幼児主たる養育者(多くお母さん)との間に築く情緒的なきずなをいう。愛着は相互作用母子相互作用参考に)であり、たとえば赤ちゃん泣くお母さんが「どうしたの?」とそばに寄る、抱いてあやすなど、赤ちゃんや子どもの発したサインお母さん敏感に気づいて適切な応答返していく、この積み重ねで、赤ちゃんの愛着が育まれる。自分をいつも大事にケアしてくれる人に寄せ信頼安心感といってもよい。お母さんとの間の安定した愛着は子どもにとって安全基地。これがあるからこそ、子どもは他の人との関係や新し経験などに踏み出していける。(Weblioより転載)