hamachansenseiのブログ

日常の出来事をストレングス・心理学に絡めて配信中!

愛着障害とストレングス

ようこそhamachansenseiのblogへ。

新コロもやや勢いが落ちつつあり、私の周りでも段階的に制限が解除されつつある今日この頃。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

前回までの「愛着障害」のスタイル、皆さまテストはされてみましたか?

そしてその結果に「うんうん」と頷けることはありましたでしょうか?

私は「恐れ・回避型」という一番こじれたスタイルで、人と親しくなると嫌われるのではないかと不安になる、だから必要以上に近づかないタイプです。

また、慎重に相手を見て、自分を傷つける人かそうでないかを観察し、安全が確認できたらおずおずと近づく傾向があります。

なんてことを書いても、普段むしろ自分から人を寄せ付けないようにしている風に見えるらしいので、そんな不安を抱えているなんてのは信じてもらえないと思いますが…。

こういう愛着障害のスタイルの説明を読むと、いつもストレングスの資質が頭に浮かびます。


以下はあくまで私の私見ですが、
不安型の人は
・「自分を認めて欲しい」という承認欲求、「必要とされたい」という欲求が非常に強い≒自我®
・相手が自分を裏切らないか猜疑心を持つタイプもある=慎重さ®
・自分を認めてくれる身近な人と必要以上に強い結びつきを望む=親密性®

回避型の人は
・人と距離を置きたがる。なかなか人と親しくならない=慎重さ®親密性®
・人の痛みに疎い=共感性®が低い

ストレングスはポジティブ心理学に基づくものなのに、こう書くとネガティブな面だけにフォーカスしているように見えてしまいますが、これはベースメント使いの時と考えたら良いのではと思います。

それぞれの資質は、強みと弱みが表裏一体なので、今まで弱み使いになっていたとしたら、ひっくり返して強みにする!

例えば、回避型の人は感情に振り回されない分、冷静沈着、客観的に物事に対処できるので、そのような性質が求められる専門職に向いているし、また自我®に「人のために」という要素が追加されると、表舞台でスポットライトを浴びるために逆境にも負けず頑張れる!


実際、「愛着障害」の著書の中で挙げられた著名人は、愛着の傷を原動力に大きな仕事をなしています。

例えば、文豪の川端康成とか夏目漱石太宰治、ヘミングウエイ…。
政治家のオバマビル・クリントン…。
俳優のチャールズ・チャプリン…。
経済界ではスティーブ・ジョブズ…。
教祖のムハンマド…。
その他芸術家、思想家、社会活動家、革命家などなど。

愛着障害がなければ、成長の過程で自分の限界を知って、現実との間に妥協が成立し、身の丈サイズの人間に収まってしまいやすいそうです。。

ビバ、愛着障害! ではありませんか?

f:id:hamachansensei:20200506225336j:plain

そのためには、愛着障害に栄養を与えるため、まずは自分へコンパッションを向け、その次に人に向けられるようになる。

そうやって、愛着障害の名残(自我®慎重さ®親密性®)をバルコニー使いへと変えていく。


そしたら・・・

ハッピーエンドやん!

 
------------------
【あとがき】

愛着障害とストレングスの関係はあくまで私の想像上のものであり、コンセンサスが得られたものではありませんので、取り扱いにはご注意下さい。
  

【お知らせ】

外出自粛のお陰でコーチングもオンライン講座が大盛況。
気になった方は、ここをポチっとクリック。

health-coach.jp


 初めて受講の方は50%オフ
今までのような遠方まで出向くことなく、 ” 徒歩0秒 " で自宅からZOOMで参加できます。
動くhamachansenseiも見られるかも。
このチャンスをどうぞ逃さないよう!

【関連リンク】
hamachansenseiとは:https://hamamoto-coach-service.jimdofree.com/
hamachansenseiと話をする:
https://www.reservestock.jp/page/reserve_form_month/28356