hamachansenseiのブログ

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一番相手に響く承認とは(持論)

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前回「人に任せるのも承認の一つというけれども - hamachansenseiのブログ」で承認について取り上げたついでに、承認ネタをもう少し。

先日講座をやっていて、言葉による承認にも「ランクがあるな」というのを感じたので、これまで受けた講座を振り返りつつまとめてみます。

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承認*1の言葉」の分類は、団体によってやや表現が異なりますが、大体以下の3種があります。

成果承認 (結果の承認)
変化の承認(事実の承認)
存在承認 (気持ちを伝える承認)

具体的な言葉で言うと、
①は「凄い」「流石」「よくやったね」…
②は「これやってくれたのね」「前と変わりましたね」…
③は「あなたのお陰です」「嬉しい」「有難う」…等

私の受けた講座の中には、「人によって、言われて嬉しい承認の言葉は違うのよ」と言うファシリがおられました。

じゃあ自分はどの言葉が嬉しいか?一つ選ぶなら、①の「凄いね」が一番嬉しいかな~と頭で想像していても、実際言われてみると違っていて、それだけだと「何が?」と理由を聞きたくなり、「こうこうこうなんですね」と事実だけを言われると、「だから何?」と感じてしまいました。

「凄い」(①成果)と言うなら、何が凄いのか、本当に自分を見てくれて言っているのか理由(②事実)がききたいし、それによって「相手がどう感じたか?」(③気持ち)まで、要は全部ききたいんだな、と思いました。

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で、一番重要なのは、③の存在承認(気持ちの承認)。
「あなたがいてくれて良かった」みたいな言葉まできけると安心するし、心のエネルギーが増える。反対にこれが無いと、尻切れトンボ感が拭えず、何か中途半端な感じがする。すなわち、①<②<③の順に重要度が増すようです。

実際に自分の講座でワークをした時、ひとしきり受講生さんに自分のことを喋ってもらった後に、かけてもらった言葉の中で一番嬉しかった言葉は何かと聞くと、やはり③の承認でした。誰に聞いても見事なまでに。

そして私の講座の後、家庭内でも③の気持ちの声掛けを実行された受講者さん、コミュニケーションが減っていたパートナーとの関係が急に改善し、とても協力的になって、会話も増えたとのこと!
しかもその講座からまだ2-3週間しかたってないのに。
人の心のエネルギーを増加させる「承認」の効果、恐るべし。

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【 あとがき 】

「気持ちの承認」が嬉しい人って、プロモーターとかサポーターとか右脳系の人でしょ?と以前は思ってましたが、意外にも左脳系の私もそうだったので、自分でも驚きました。左脳系は気持ちを言葉にするのが苦手なだけで、「存在の承認」は求めてるんですね。
しかも「指令性®・自我®」持ちなので、「率直な気持ちが聞ききたい」し、「自分が相手にどういう影響を与えたか」も聞きたい。
あ、自我®は傷つきやすいので、「ポジティブな」影響を教えてくださいね (^^;) そうでない言葉は承認になってないから~。

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*1:承認とは相手に表れている違いや変化についていち早く気づき、それを言語化して相手に伝えること。言葉以外にも、相手を認める行為、行動も含まれる。