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傾聴レベルでは初心者!(1)

ようこそhamachansenseiのblogへ。
blogのストックが一つあるだけで安心してしまうたちで、前回それをアップしてしまうと、その次がなくて少々あたふたしてしまいました。
”慎重さ®のバックアッププランは少ない” と言われるのを地で行ってます。

これが戦略性®なら、最低でも5個以上、
更に着想が加われば10個でも20個でもネタのストックがあるのでしょうが。
如何せん、戦略性®はボトムですし、
熟考する資質の内省®も、順位を覚えてないくらい低いので、こんなものです。

さて今回は、「コーチは伴走者の意味2」に続きまして、

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> 傾聴レベルでは初心者! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

を詳説してみたいと思います。

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この「傾聴レベルでは初心者!」という表現は、色々なことが省略されている表現なので、まずは省略されている言葉を補いますと、

(話の聞き方が)傾聴(だけに終始する)レベルでは、(コーチとしては)初心者レベルだよ。」です。

ところで「傾聴レベル」というのはどのレベルなのか?
の前に、まず、日本語の「きく」には以下の5つの漢字があります。

聞く、聴く、訊く利く、効く

聞く」は聞こうと思わなくても聞こえる状態。

聴く」は目も耳も心も全神経を集中させて、注意深く聞く。
すなわち「傾聴」。
「めっちゃ聞いてるからええやん」という感じがしますが、
クライアントの言葉を鵜呑みにしている状態とも言えます。
実際クライアント側の立場で見ると、自分で分かってる範囲の話をしているだけなので、話しててもあまり気づきはなく、思考の転換もなく、状況は変わりません。

そこで「訊く」、即ち質問をしていくことを、
別名アクティブリスニング(積極的傾聴)といい、
訊かれることで、クライアントの思考が回り始めます。

そうすることでクライアントに気づきが起こり(=利く
セッションが効果のある行動につながります(=効く

谷口コーチ曰く、「聞く、聴く、訊くまでは日常会話レベル、
利く、効く」がコーチング、だそうです。(下図参照)

そして、国際コーチ連盟(ICF)の認定コーチ*1レベル別にみると、

傾聴レベルがACC
訊くが出来たらPCCレベル
効くまで行けばMCCレベル、らしいので、

_人人人人人人人人人人人人人_
> 傾聴レベルでは初心者! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

なのです。

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そして…
あ、なんか長くなってきたので、続きはまた次号へ。

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【 あとがき 】
少々自転車操業状態になってきました。
ポメラという、文字だけ入力できるブロガー向けの電子機器がありますけど、なるほど、ブロガーはそういうのを使って、ふと思い立った時にすぐに書き留めて置くんですね。
確かに頭のメモリーに書き込むと、何と書く予定だったのか、後で思い出せなくなることはしばしばです。

と人ごとのように言いつつ、実は私の横に、リサイクルショップに持っていこうとして何年も前から放置されているポメラがあるんですが…。
うーん。どうしよう…。

【関連リンク】
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【 用語解説 】

*1:ICFが認定するコーチには3段階のレベルがあり、アソシエイト=ACC、プロフェッショナル=PCC、マスター=MCCの順にレベルが上がっていく。当然MCCになるほど、認定者の数は少なくなる。2018年現在日本における資格保有者数は、ACC 263名、PCC 178名、MCC 34名