毒にも薬にもなるフィードバック(1)
ようこそ、hamachansenseiのblogへ。
前回の「観察8割!」はお読みいただけましたでしょうか?
フィードバックについては、今まで色々痛い思いをしてきたhamachansenseiですが、本日はその「フィードバック*1」について、目から鱗な内容を語ってみたいと思います。
フィードバックで指摘してもらう内容は、「信念・思い込み・口癖、強み、弱み、セルフイメージ、価値、影響力」など。
これがなぜ必要かというと、自分が今どういう状態になっているか分からないと、目標に向かって進んでいたはずの「行動が止まる、迷う、不安になる、モチベーションが下がる」、などの現象が起こるためなんですね。
「自分に関する情報が増える」というのがフィードバックのメリットですが、特に社会的地位の高いために、周囲からフィードバックを得られにくく、『裸の王様』になりやすい立場の人には希少価値があります。
実はこのフィードバックにもレベルがある!
というのが今回の目から鱗ポイント!
谷口コーチによれば、フィードバックには図のように3レベルあります。
建前レベル → 思いやりレベル → 正直レベル
どれが役立つかって、それはもう「正直レベル」ですね。
なので、これには高い対価(コーチングフィー)を払う価値がある。
稼げるコーチはこのレベル。
一方「思いやりレベル」では ”安心感” は得られるでしょうが、それまで。
収入の低いコーチはこのレベルだと谷口コーチは言われています。
しかし、『正直』に言うには相手との関係性や言い方、本人の状態も大きく関係するので、とてもリスクが高い。
一歩間違えば毒にも薬にもなる『諸刃の刃』!
言う側(コーチ)も言われる側(クライアント)もタフでないとできないものなんです。
という難易度の高いスキルゆえ、世の中には「それフィードバックちゃうやん!」というものが溢れています。
ああ、怖い怖い…。
ちなみに指令性®の売りは「正直さ」。
素の状態では常に「直球!」のため、対人関係で事故が起こりやすいのが特徴です。事故防止のためにはどうしたら良いか、次号で自省の念(^^;)も込めて語りたいと思います。
【関連リンク】
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*1:フィードバックは ” 自分では見えてない自分の状態、行動・思考パターン、思考・感情・行動間のギャップを指摘 ” してもらうこと。