hamachansenseiのブログ

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自分を客観視することの大切さ

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昨年、複数のスタッフでコーチング講座を開催した時の録画が、1年ぶりに送られてきました。

誰でも自分で自分を見るのは気持ちのいいものではありませんが、振り返りのために「えいやっ」と勇気を振り絞って観てみました。

その結果、

 「…」

 思っていたのと違いました。

講座終了後に「ここが良かった」「あそこが良かった」と色々声をかけてもらった内容から、自分が膨らませていたイメージとは、ちょっと(大分?)違いました。

 

何しろ回復志向®*1が7位ですから、「あそこをこうすれば良かった」「ここはこうすれば良かった」「この口癖が…」等々、気になることばかりです。

裏を返せば、周囲の人っていうのは、普通良いことしか伝えてくれない。

「ここがイマイチだった」とか、「ここはもっとこうしたら」というのは、余程の仲でない限り、普通面と向かってはなかなか言いにくいものなんですね。

 

と言う事は、事実を自分の目と耳で確認することはとても大事。

講師業を生業とする方々が、時々自分をビデオに撮って振り返っておられるのは、そういうことなんでしょう。

今回のことで、自分で客観視することの大切さを再認識しました。

 

とはいえ、他の人から見た感想というのも、全てダメという事ではありません。

自己評価だけだと、回復志向®や最上志向®*2を上位に持つ人は、

「自分はまだまだダメだ」

と必要以上に自分を低く評価しがちなので、

「自分はダメだと思ったけど、人から見たらそうでもなかったのなら、まあいっか」

という、「他人の目」という修正が入れられるなら、それはある意味、メンタル的に健全なことなんですって。

 

ということで、人からどう見えるかを気にする自我®*3も、その点では良い補正役を果たしているっていうことで…。

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【用語解説】

*1:回復志向®は、問題点を見つけるのを得意とし、それを本来の状態や100点満点の状態に戻そうとするストレングスファインダーの実行力資質。

*2:最上志向®は、普通レベルよりも、より良い結果を求め続ける、職人気質な資質。ストレングスファインダーの影響力資質に分類される。

*3:自我®は、他の人から「重要人物」と見られたい、「世の中に大きな影響を与える人物でいたい」、という欲求を持つストレングスファインダーの影響力資質。