自分を客観視することの大切さ
昨年、複数のスタッフでコーチング講座を開催した時の録画が、1年ぶりに送られてきました。
誰でも自分で自分を見るのは気持ちのいいものではありませんが、振り返りのために「えいやっ」と勇気を振り絞って観てみました。
その結果、
「…」
思っていたのと違いました。
講座終了後に「ここが良かった」「あそこが良かった」と色々声をかけてもらった内容から、自分が膨らませていたイメージとは、ちょっと(大分?)違いました。
何しろ回復志向®*1が7位ですから、「あそこをこうすれば良かった」「ここはこうすれば良かった」「この口癖が…」等々、気になることばかりです。
裏を返せば、周囲の人っていうのは、普通良いことしか伝えてくれない。
「ここがイマイチだった」とか、「ここはもっとこうしたら」というのは、余程の仲でない限り、普通面と向かってはなかなか言いにくいものなんですね。
と言う事は、事実を自分の目と耳で確認することはとても大事。
講師業を生業とする方々が、時々自分をビデオに撮って振り返っておられるのは、そういうことなんでしょう。
今回のことで、自分で客観視することの大切さを再認識しました。
とはいえ、他の人から見た感想というのも、全てダメという事ではありません。
自己評価だけだと、回復志向®や最上志向®*2を上位に持つ人は、
「自分はまだまだダメだ」
と必要以上に自分を低く評価しがちなので、
「自分はダメだと思ったけど、人から見たらそうでもなかったのなら、まあいっか」
という、「他人の目」という修正が入れられるなら、それはある意味、メンタル的に健全なことなんですって。
ということで、人からどう見えるかを気にする自我®*3も、その点では良い補正役を果たしているっていうことで…。
【用語解説】