不幸からの脱出(脱出方法編)(2)
ようこそhamachansenseiのblogへ。
今回は先日受けた日本メンタルヘルス協会の講座の「不幸からの脱出編」からの続き。
「不幸だ」と思ってしまう原因については、前回の不幸からの脱出(不安定な完璧主義者)(1)をご覧ください。
衛藤先生の語る、この「不幸」サイクルからの脱出法について、今回は整理してみたいと思います。
1.自分の思う通りにしてくれなかった周りの人の背景を考える
講座ではいつもエンプティチェアのデモをみせてくれ、衛藤先生が自分と親を一人二役で演じつつ、お互いの言いたいことを言い合います。
その親の立場に立って考えた時、気づきが生まれたそうです。
・自分が許せないと思っている相手の弱さは何なのか?
・そのことから得たことは何か?憎しみだけなのか?
・自分はその人に何を返したのか?
・自分の取った態度がむしろ自分を不幸にしていないか?
こう言ったことを思い返して、「親にも親の事情があったんだ」と思った途端、今までの恨みつらみが軽くなるのを感じたと。
という体験から、「不幸」な案件は きちんと葬る 必要があると言われていました。
2.完璧を求めない・過度に期待しない
これは以前に書いた「ゲシュタルトの欠けた円」の話と同じですね。
完璧でなければ!と思うと、欠けた部分が気になって不幸だと感じる。
足りないことより、足りているところで楽しむことが出来るように切り替えられればかなり楽。
3.忙しくする
欠けていることが気になるのは平和かつ・暇 な証拠なので、何か好きな事に没頭すると良いとのこと。
そういえば私も無心で庭木の植え込みの手入れをした後は、妙な満足感や心の平安を感じるなぁと思い出しました。
4.今ここを味わい、今を楽しむ
過去にこだわり過ぎない。
過去も未来も変えられなくても、今ここを味わい、今を楽しむ。
これはまさにマインドフルネスと同じですね。
こうして、人とのいざこざも振り返って楽しめる、ネガティブも楽しめるようになると、本当のポジティブになれる。
これらは「すぐ明日から出来る!」という訳には行かないですが、常に頭の片隅に置いて徐々にトレーニングしていこうと思いました。
【あとがき】
最近たまたま見つけた臨床心理士のyoutubeチャンネルがあります。
「るろうに」さんというお名前で、きちんとした心理学に基づいた解説をされているので、めちゃめちゃ分かりやすい。
例えば1の「自分の思う通りにしてくれなかった周りの人の背景を考える」についても、以下のリンクに詳しく説明されています。
嫌な人というのは、嫌な部分だけが記憶に残っているので、敢えてその周辺の状況(5W1H)を思い出すと、嫌な感情が段々消えていくというもの。
忙しさで「気を紛らわす」よりは、根本的に嫌な「記憶を葬る」ためには良いかもしれません。
ちなみに、「気を紛らわす」編は「 嫌なことを考えないようにする方法」をクリックしてみて下さい。
【お知らせ】
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