ニーズ　「～たい」の危険性 - hamachansenseiのブログ

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先日のお勉強会で興味深い話を聞きました。

勉強会のテーマは「ニーズ」。

ちなみにニーズには生存のためのニーズとパーソナル面でのニーズがあり、前者は衣食住、後者は自分が自分らしくあるため、そして人生で成長していくために必要なもの（Selfishより引用）です。

その中で、自分は自分を人にどう見せたいのかという、セルフイメージについて言語化してみるというのをやりました。

人との関係でこのセルフイメージがハッキリしていないと、ふらふらしてやることに一貫性がなかったり、強固すぎるとセルフイメージが脅かされた時に過剰反応したりしてしまいます。

自分のセルフイメージ

ウィジェーヌ・ドラクロワ《民衆を導く自由》1830年
↑　私のストレングスは、以前Mコーチにコメント頂いたドラクロワの「民衆を導く自由の女神　La Liberté guidant le peuple」

私は「人に何と言われようとも、言いたいことは言っているし、やりたいことはやっている」と自負していたので、人からこう見られたいとか、こう思われたいとか、人に迎合するイメージはないなぁ……と思ってましたが…

嘘でした　(;^ω^)。

Kコーチ曰く、それは「言いたいことを言える人、やりたいことをやれる人」というセルフイメージがあるのに自覚していないだけだと。

あ、そっか。

セルフイメージの見つけ方

私のように自覚のない場合、どうやって自分のセルフイメージやニーズを見つけるか？Kコーチの話では、人とのかかわりで何か「ザワッ」とした時に、そのヒントがあるとのこと。ザワっとした時は何かが自分のニーズに触れて、セルフイメージが揺らいでいるらしいです。

ああ、ザワザワか…。なるほど。

自我®持ちのくせに、人の評価が気になる癖に、ザワザワしないわけがありませんでした（反省）。

私の場合は、さしずめ直観で「良い！」と思ったことをすぐさま言葉に出して、行動に移している」自分を、「言いたいことを言える人、やりたいことをやれる人」と評価してもらいたい、承認してもらいたいと思っている。
そういうニーズがあるということでしょうか。

「～たい」の危険性

そのセルフイメージは人それぞれ、色々なものがあると思いますが、Kコーチから1点注意した方が良いことがあると聞きました。

たとえば、「人のお役に立てる自分」というセルフイメージがあったとすると、「人の役に立ちたい、立ちたい！」とはあまり言わない方が良いとのこと。

なぜなら、「～たい」というのは、

・今現実がそうでないことを意味する。
・言えば言うほど、それに捉われ、振り回されてしまう。

からだそうです。

またその中に、「人から感謝されたい」というニーズがあったします。

SelfishのSTEP13では「ニーズはとことん満たしきれ！」「満たされていないと、同じような満たされていないニーズを持つ人と不健全な結びつきを強めてしまう！」と書かれていますが、感謝するかどうかは相手次第で、自分にはコントロールできないことなので、これも「～たい」が強すぎると、相手の反応に振り回されてしまい易い。

ニーズに振り回されないために

ニーズがあること自体は悪いことではなく、それを満たそうとすることが自分のモチベーションや原動力になるものなので、大事にしてあげる必要があります。

ただ先ほどのように、相手の反応に依存する要素があると振り回されてしまう可能性があります。

ではその場合はどうしたら良いのか？

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答えは、自分が「価値を置いていること」を大事にする。

価値であれば、自分の中にずっとあって、なかなか変わらないもの。
また人にも振り回されない。