毒にも薬にもなるフィードバック(3)
ようこそhamachansenseiのblogへ。
少々寄り道しましたが、年が明ける前にフィードバック(3)をお届けします。
にしても、大抵のねたは2回で終わるところを、フィードバックねたは3回目まで続きました。きっと長年の対人関係で、自分の中でもこれはちょっとした痼り(しこり)になっているんでしょうね。
さて今回は、前回毒にも薬にもなるフィードバック(2)の中で、「薬パターンのフィードバック」で「伝え方によっては薬にならないことがある」、とお話ししたその「伝え方」について整理したいと思います。
いくらフィードバックの内容が良くても、「相手が受け取れる形」になっていなければ、受け取り拒否になってしまうかもしれません。
大前提は「心遣い・気遣い・言葉づかい」に気を付けること。
フレンドリーさを出そうとしてか、ため口になるのはいただけないし、品性を疑う言葉のチョイス(例えば「〇そ💩」とか)もコーチのイメージダウンでしょう(^^;)。
他の注意点としては、
・声のトーンに気を付ける
・色々なものが混じらないようにすること。(例:非難、説教、評価等)
・客観的事実はyou メッセージで、主観的なことは I メッセージで。
そして、どのようにフィードバックを届けるか?
渡し方には4stepあります。
1.目的・目標の確認(それに合うものかどうか?)
2.希望するか / 言っても良いか許可を得る
3.フィードバックする
4.それを聞いてどう思ったかを確認
1は必要性の確認と同義、2はNoと言われた場合、その理由を聞くのもコーチングに発展するでしょう。4はそれがないと、相手にどう伝わったかが分からないので、外せないものです。
しかし、いくらこれらを気を付けていても、【誰が言うか】によって受け取れる/受け取れないがあるのは否めないこと。
すなわち相手とどんな関係性を築いているか一番大事なんですね。
・コーチ側が「こんなことを言ったら…」とぐらついている。
・クライアントからの収入に依存している(利害関係がある)ため本音がいえない。
・クライアントの反応・感情に巻き込まれている。
・建前レベルでしか言えない。
これらのいずれかにあてはまるときは、相手は敏感にそれを察知するので、恐らく届かないでしょう。
しかし、それら全部をクリアしていても、相手に届かないことがある!
あー! 今回で完結するはずだったのに、年明けに(4)に続きます。
皆さま、良いお年を!
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